アプリではない完全に独立したパスワード管理専用デバイス「PASSFORT」

今やパスワードを複数持っていない人はほとんどいなく、またその管理に悩まされない人もほとんどいないかと思います。

パスワードを効率的に管理する方法の一つとして、パスワード管理アプリがあります。
欠点としてはそのアプリが入っている端末でしか使えないということが挙げられます。

しかしKickstarterでアプリを入れなくても使えるパスワード管理デバイスがありました。

Bluetoothキーボードのようにパスワード入力ができる

PASSFORTはパスワード管理のみを目的とした一つの独立したデバイスです。

キーホルダーのようにコンパクトで、パスワードを保存し、Bluetooth/USB経由で入力できます。

PASSFORTはパスワードを保存する点は他のパスワード管理アプリと似たようなものですが、パスワード入力の点で特徴的です。

PASSFORTのパスワード入力は、Bluetoothキーボードでキー入力するのと似ています。

Bluetoothキーボードでキー入力時に専用アプリを必要としないように、PASSFORTもパスワード入力時に専用アプリを必要としません。

そのためBluetooth/USBが使える端末であれば全てパスワードを入力できます。
パスワード管理アプリにはできない、端末へのログインパスワードの入力もできます。

PASSFORTの使用方法

PASSFORTの使用方法は簡単です。

  1. PASSFORTに各サービスやアプリのアカウント(ユーザーネームやパスワードなどのログイン情報)を登録する。
  2. パソコンやスマホで各サービスやアプリのログイン画面へ行き、PASSFORTで作成したアカウントにアクセスするためのマスターキーを入力後、該当するアカウントを選択する。
  3. BluetoothもしくはUSBを通して、自動でユーザーネームやパスワードが入力される。

次の動画は、1.のアカウントは登録済みで2.の手順から実演したものです。

なお、端末にBluetoothやUSBがない場合、PASSFORTの画面上にアカウント内容を表示させられるので手動で入力できます。

サイズ・バッテリー、接続方法などについて

サイズ
縦 :1.86インチ(4.72センチ)
横 :1.5インチ(3.81センチ)
厚さ:0.54インチ(1.37センチ)
ディスプレイ:1.44インチ(3.66センチ)
重さ
約20g
バッテリー
7日間(使用頻度がBluetoothで日に15アカウントへのアクセスの場合)
バッテリー寿命は2年半
バッテリーは自分で交換可能
接続方法
Bluetooth 4.0
ペアリングはPINコード入力
通信の暗号化方式はAES
USB2.0
データ暗号化方式
AES-256
自動入力対応OS
Mac OS、Windows、Linux、iOS、Android、Windows Phone
その他
複数の端末を持っている場合、PASSFORTにペアリング済み端末リストが表示されるので、どの端末に入力するかを選択できる。

黒、白、青の3色あります。
PASSFORTは縁の色が黒・白・青の3色あります。

内部動作

次に、PASSFORTの内部について見ていきます。

アカウント
128アカウントまで
1アカウントにつき関連情報は3つまで入力可能
同じサービスに対するアカウントの重複可能
登録したアカウントを自由にカテゴリー分け可能
アカウントに対応する各サービスのアイコンは大体用意されているが、ない場合は自分で作成可能。
個人で作ったサービスやアプリのアカウント情報も登録可能
パスワード生成機能あり
マスターキー
登録したアカウントにアクセスするためのキー
マスターキーは4-8桁の数字か絵文字を選択可能
マスターキーを絵文字にした場合、一桁あたり25種類の絵文字から選択可能。
マスターキーを絵文字にした場合、キー入力時の絵文字は毎回ランダムに配置される。
絵文字でマスターキーを入力する場合は、順番に各カテゴリ(例:スポーツ、楽器、果物、色など)の中から選択していく。
入力例
PASSFORTでマスターキーの各桁ごとに絵文字カテゴリから絵文字を選択していく図
PASSFORT紛失時のデータ保護機能
マスターキー入力を失敗したとき、再トライまでの待機時間を設定可能。
マスターキー入力を一定回数以上失敗すると、データを全て消去。
これにより、総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)によるマスターキーの割り出しが難しくなる。
なお、データ全消去までの試行回数は専用の同期アプリで変更可能。
専用同期アプリ
セットアップ、各種設定変更、バックアップ、既存パスワードのインポートが可能
初期セットアップはウィザード形式
パックアップデータはもちろん暗号化される。
端末で既に使用しているパスワードは、CSVやエクセルでインポート可能。
対応OSは、Mac, Windows7-10, iOS, Android
その他
PASSFORTが保管するアカウントやマスターキーが、クラウドや接続先のパソコンに送られることはなく、PASSFORT内だけに保管される。
パスワード入力時、自動でどのフィールドに入力したらいいか判別できないので、該当フィールドに予めフォーカスを合わせておく必要がある。

クラウド不要、パスワード入力時にアプリ不要、全データは暗号化されてPASSFORT内に保持される

おわりに

パスワード管理は悩みのタネです。

その悩みのタネを、このような小さなもので管理できて、キーホルダーのように持ち運べるところが気に入りました。

また次の点も気に入りました。

絵文字でマスターキーを入力できる
絵文字だと覚えやすいです。子どもにとっても使いやすいと思います。
端末の起動時やスリープ解除時のパスワード入力ができる
パスワード管理アプリではこれができません。これは大きな利点ではないでしょうか。

一方、PASSFORTは1Passwordのようにメモなどの追加情報をほとんど保存できません。
他のアプリとうまく組み合わせるといいかもしれません。

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